外壁塗装をしたい！イメージによって塗料の種類を選ぼう

外壁塗装をしたお宅を見てみると外壁が美しくなっています。

これは「美観機能」に重点を置いた塗装をしたからです。

 

家を建てたばかりの頃に比べると、雨風、紫外線の影響によって色が褪せてきてしまいます。

新築では艶があっても10年も経つ頃には汚れも気になってしまいます。

 

そうした悩みを塗装業者に相談すると、大抵は美観を重視した外壁塗装を提案してもらえます。

今回は、この美観に重点を置いた塗料選びについてご紹介していきたいと思います。

 

汚れにくい塗料を用いる

外壁塗装には塗料が必要になります。

その塗料はメーカーによって様々な種類が提供されています。

 

価格、機能性に違いがあるので、種類豊富な中から選ぶのは難しいと言う人もいるでしょう。

大抵は、低汚染塗料を提案してくれます。これは、汚れを雨で洗い流してくれる機能をもつ塗料です。

 

汚れがつきにくく、塗り替えた色をある程度保つことができます。

ちなみに、新築時であれば、外壁をキレイな状態のまま長持ちさせたいと思うでしょう。

 

その場合にはクリヤー塗料といって透明塗料でコーティングするひと手間により、外壁をキレイな状態で長く保つことができるのでおすすめです。

ではここからは、色のイメージから塗料を選んでみましょう。

 

色から外壁塗装の塗料を選んでみよう

外壁塗装は美観に重点を置いて行うこともあります。

そのときに気になるのはカラーデザインではないでしょうか。

 

この場合にはカラーの種類豊富な中から選ぶことになるので、迷いやすいのがデメリットです。

そこでおすすめしたいのは、カラーコンサルタントやカラープランニングという色に関するプロに相談をするということです。

 

いくらカラーシュミレーターでイメージを膨らませても、昼夜や天候で異なる印象になったりもします。

外壁の種類によって陰影が出たりもしますから、プロに相談するのが一法です。

ここでは、住宅市場で人気のカラーを抜粋して説明していきます。

 

ベージュ系

外壁塗装でナチュラルな印象に仕上がると人気のカラーです。

自然な暖かさや穏やかさと言った印象を与え、重ね塗りにより上品さを与えてくれます。

 

ダーク系

黒やグレー系などのダーク系は、それだけでシックな落ち着いた印象に魅せることができます。

重厚さを与えることもできるので、和風モダンテイストの住宅に人気となっています。

 

赤茶系

オレンジ系も近年人気のあるカラーです。開放的な明るい印象を与えやすく、親しみやすいイメージにも仕上がります。

 

色選びについての注意点

外壁塗装での色選びでは先に挙げたように、住宅市場で人気の色だからだとか、好きな色だからという安易な考えで決めてしまうと後悔してしまうこともあります。

したがって、プロに相談をすることが理に適っているワケです。

 

特に注意が必要になるのは、自分の好みだけで決めないということです。

外壁は一枚捲って新しくしたり、気分によって塗り直したりがなかなかできません。

 

心得として、一度塗り替えると最低5年はその外壁のままだということです。

種類が豊富だから人まかせにしたり、流行りに流されたりせず、さらに自分だけで選ぶことなく、一緒に住んでいる家族ともしっかり意見交換しましょう。

 

いろんな要素を検討するということが大事になります。

また、先に挙げたように天気によっても色は変わって見えます。

 

例えば、太陽の光が強い晴れの日には外壁全体は明るく感じられます。

しかし、夕方になると太陽も夕焼け色に見えるため、赤みを多く含む色へと変化します。

 

なので、天気、時間帯で色をチェックすることも忘れないようにしましょう。

基本的には昼間にしか周囲から見られることはないでしょうが、それでもダーク系は夜になると暗闇に溶け込んでしまいやすく、夜間に訪れる訪問者から認識されづらくなります。

 

外壁塗装の色次第で、家の印象は180°変わるといっても過言ではありません。しっかりと色合いや雰囲気を確認するようにしましょう。